今回のレポートでは、車検の入庫台数安定化に必要な顧客の囲い込みを、メールで効果的に行う方法をご紹介していきます。
車検の入庫を安定的に獲得するには、リピーターを増やすことがとても重要である、と以前のレポートでもご紹介させていただきました。
車検の集客の競合性が高まり、集客コストも上がっている中で、効果的な集客を目指すには、効果的な「顧客の囲い込み」に取り組む必要があります。
まず、メールを活用した集客に取り組むには、
・メールアドレスの収集
・メールマーケティングのスキル
・人材不足(メール送信に対応できる人がいない)
がボトルネックとなっていました。
車業界でも、メールの活用がなかなか浸透しなかったのは、これらが原因だったと考えられます。
特に、メールアドレスの収集が最も難しく、せっかく収集してもなかなか効果的に活用できないケースも多数あると思います。
そこで、メール活用のネックとなっていた問題を解決できる方法として、今回ご紹介させていただくのが、「ショートメールの活用」です。
皆さんもよく利用しているショートメールは、効果的なメール活用をする上でとても効果的なツールです。
ショートメールの特性として、
・メールアドレスが不要
・見られる率が高い
・送信コストはハガキより割安
・幅広い年齢の方が利用している
などが挙げられます。
その中でも、やはり「メールアドレスの収集が不要」というのは、メールマーケティングに取り組む上での大きな問題解決に繋がると思います。
車屋さんの場合、お客さまの大半は一般の個人トライバーさんだと思います。(中には法人さんをメインに営業されているケースもあると思います)
特に個人ドライバーさんの場合だと、
・メールアドレスの記入が面倒
・メールアドレスが変更される
など、思うようはメールアドレスの収集ができないケースが多いのではないでしょうか?
ショートメールの弱点は、1回で送れる文字数が少ないため、「伝えれる情報量が少ない」ことにありました。
ショートメールを利用したメールマーケティングの普及に時間がかかった原因の一つにも挙げれるのではないでしょうか。
ただし、上記の問題は、スマホの普及により一気に解決しました。
なぜなら、「ショートメールからリンク先ページに誘導することができるようになった」からです。
ガラケーでは、リンクがうまく開けないケースが多く、ショートメールの限られた文字数内に情報を詰め込むしか方法がありませんでした。
しかし、スマホではWEBページを綺麗に表示できるため、ショートメールにWEBページのリンクを設置することが可能になりました。
2016年の時点で、スマホの普及率は72.2%となり、4年間で2.2倍も上昇しました。
これだけスマホが普及すれば、十分ショートメールを利用した効果的なメールマーケティングに取り組めます。
今回のレポートでは、スマホが普及したおかげで、ショートメールを利用したメールマーケーティングへの取り組みが、効果的に行えるようになったことについてご紹介しました。
車業界でもなかなか進まなかったメール活用ですが、ボトルネックとなっていた問題の解決が、今後のメールマーケティングの普及に繋がることを予感させます。
次回も引き続き、メールを利用した顧客の囲い込みについてのレポートをまとめたいと思います。
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